自分の欲望(嗜好)を知る
就活仙人
今回は「働きたいと思える企業」を見つけるためのSTEP1、「自分の欲望(嗜好)を知る」ということについて説明するぞい。
就活仙人
「自分の欲望(嗜好)を知る」とは、自分が本音ベースで何を求めているのかを知ることじゃ。
花子
私はやっぱりやりがいかなぁ。ブラック企業は嫌だけど、やっぱりやりがいがなくっちゃ。
太郎
俺は多少きつくっても、給料がいいところがいいぜ！
就活仙人
ふむふむ。二人とも「絶対この業界がいい！」といものなのはないものの、それぞれ思うところがありそうじゃの。
就活仙人
ちなみにじゃが、もし心に決めた道があるのならこの講義は飛ばしてもよいぞ。「昔から弁護士になるのが夢だった！」などといのがあるなら、その道を突き進めばいいからの。
就活仙人
ただ、もし少しでも業界を決めかねている、企業の絞り込み方に迷いがある、といったことがあるならこれからの説明を参考にしてくれい。
自分の欲望を知るための5つのポイント
就活仙人
自分の欲望を知るためのポイントは、次の5つじゃ。
1.やりがい(適性)：自分に合った仕事をしたい
2.キャリア：将来的に転職や企業をしたい
3.給料：高い年収が欲しい
4.ライフワークバランス：余暇の時間が欲しい
5.ブランド：知名度の高い企業に所属したい
就活仙人
この5つのポイントに対し、合計で25点を割り振ってみるとよい。あれもこれも取ることができないときに、自分がどう取捨選択をするかを考えて見みるのじゃ。
就活仙人
例えば、「ベンチャーで自分の腕を磨いて将来的に独立したい！」といった意識の高い人なら、8点-10点-3点-2点-2点のように、自分に向いていてスキルも身につくような企業を探すべきじゃろう。
就活仙人
逆に、「仕事はバリバリしなくていいから、自分の時間を確保して安定した生活がしたい」という安定志向の人なら、2点-2点-8点-8点-5点といった具合になるじゃろう。
花子
高い点数をどれかにつけると、別のどれかは低くしなくちゃいけないというのがミソね。
就活仙人
この時に大事なのが、一番高い点数をつけた項目じゃ。その項目はつまり、それが満たされなかった時に耐えられなくなる可能性が高い項目であると言えるから要注意じゃ。
適性が一番大事！
太郎
なぁ、やりがい(適性)ってなってるのはなんでだ？やりがいと適性は同じなのか？
就活仙人
おぉ！鋭いの。良いところに気がついたぞ。
就活仙人
これはワシの自論じゃが、企業選びで最も大事なのは適性じゃ。ここで言う適性とは、あることについて人より得意、ストレスなく続けられる能力のことじゃ。
就活仙人
先ほど25点の割り振りをしてもらったが、ワシの個人的な意見としては、やりがい(適性)を犠牲にしてまで給料やブランドを求めることはおすすめしないぞ。よっぽど覚悟があるなら別じゃが、目先の給料につられて身体や心を壊してしまっては元も子もないからの。これは人生の先輩としての教訓じゃ。
太郎
言葉が妙に重いぜ。
花子
それで、その適性とやりがいがどう関係してくるの？
就活仙人
おおありじゃ。人間、自分の能力を発揮して人から評価されていると実感するとき、強いやりがいを感じるからじゃ。人の期待に応え、大きな成果が得られたという実感が得た時、強い自己肯定感が生まれるのじゃ。
就活仙人
だから、企業がPRに使うようなフワフワとした"やりがい"像に振り回されるのではなく、自分自身の適性を把握することが「働きたいと思える企業」を見つける第一歩じゃ。
花子
企業のPRや社員インタビューなんかを見ると、どれもとってもやりがいがありそうに見えるものね。
自分の適性を知るには無料の適性診断サービスを使い倒すべし
太郎
じゃあ、それならどうやって自分の適性を知ればいいんだ？
就活仙人
これはなかなか難しいところじゃが、無料で適性診断を行える優良サービスを使い倒すのがおすすめじゃ。知識と経験のあるプロフェッショナルによる無料サービスがたくさんあるのに、これを使わない手はないぞよ。
就活仙人
例えば大手就活支援サイト、リクナビNEXTのグッドポイント診断は様々な観点で診断を行い、自分の適性から適職まで診断してくれるためおすすめじゃ。まずはこのサイトで自分を知るところが就活の第一歩になるかのう。
就活仙人
また、「実際に就活のプロに相談してみて自分の適性を知りたい」という人には、キャリアチケット(Career Chicket)の無料カウンセリングがおすすめじゃ。企業側の視点を持った人からのアドバイスを得られるというのは非常に貴重じゃ。
花子
今までは「自己分析のやり方」みたいな本を買ったはいいものの全然進まなかったから、こういうサービスで簡単に適性診断ができるのは便利ね！
太郎
さっそくやってみるぜ！
就活仙人
鉄は熱いうちに打てと言うが、悩んでいる暇があったらすぐに一歩目を踏み出すのが成功の秘訣じゃぞ。