無い内定の原因は、戦略にあり
「一生懸命がんばっているのに、内定が出ない……」
「早くからWEBテストの勉強やES対策してきたのに……」
「周りの友達は内定をもらい始めているから焦る……」
内定をもらうまで、就活生には不安がつきものです。
悩んだところで状況が改善するわけでもないのに、つい悩んでしまう。
特に、真面目でがんばってきた人ほどこうした不安を抱えがちです。
頑張っているのに、成果に結びつかない。この焦りは成果を出すまで続きます。
そして、頑張っているのに成果が出ない人は、"戦略"が間違っている可能性が非常に高いです。
焦りを解消するには"正しい努力"を続けること
では、"戦略が間違っている"とはどういうことでしょうか?
それは、"正しい努力"ができていないということです。
「今でしょ!」で一世を風靡した林修先生の言葉に次のようなものがあります。
「正しい場所で正しい方向で、十分な量をなされた努力は報われる」
この言葉のポイントは、努力が報われるためには、その方向性が正しいことが必要であると暗に述べている点です。
自分の現状と目標を客観的に見極め、正しい努力を続ける。
すると、それは自然と成果につながります。
そして、"自分は正しい努力を積み重ねられている"といった確信こそが、焦りの解消に繋がるのです。
「そんなこと言っても、どこをどう頑張ればいいのかわからない!」
という方も多いのではないかと思います。
そんな方に紹介したいのが、次に紹介する二本の等式です。
内定率を向上させる思考法を作る二本の等式
内定率を向上させる思考法を作る二本の等式。
それは、
「行きたい」と思える企業からの内定獲得数=「行きたい」と思える企業のエントリー数×各企業における平均内定獲得率
ある企業からの内定獲得率=ES通過率×WEBテスト通過率×GD・GW通過率×(面接通過率のn乗)
というものです(一般的な選考形式の場合)。
建前を抜きにした時、就活とは"行きたい企業から内定をもらうための活動"に他なりません。
そのため、就活を成功させるためには、
"行きたいと思える企業を増やす"
か
"内定獲得率を向上させる"
かの、どちらかしかありません。
そして、内定獲得率とは、個別の選考通過率の積によって表されます。
一見あたりまえのように見えますが、案外この考え方を徹底できている人はそう多くありません。
例えばよく見られるのが、
・もともと高学歴で計算も得意なのに、不安からWEBテストの勉強ばかりしてしまう
・GD(グループディスカッション)でいつも落とされるのに、「クラッシャーがいた」と周りのせいにばかりしてしまう
・ESが通過しないのに、自己分析ばかりして就活が進まない
・スペックは高いものの、「行きたいところが見つからない」とエントリーを全然しない
といったケースです。
こうした状況に陥ってしまっている間にも、就活期間は急速に終わりへと近づいていきます。
非効率な就活を行うこととは、最も希少な資源である時間をムダにしてしまうことです。
効率的で"正しい努力"をするためには、「まず、自分の就活のウィークポイントはどこか」を客観的に見直すことがなによりも重要です。
自分の時間の使い方に不安がある人は、ぜひ一度自分の状況を客観的に見直し、どの部分に課題があるかを整理してみてください。きっと活路が見えてくるはずです。
ここでは自分の就活の"どこ"を見直すべきかを発見する方法について述べました。
本ブログでは、その弱点を"どう"改善するかの方法論についても説明していきます。
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